今回も、保湿因子の最後のお話させていただきます。
3.細胞間脂質
肌のうるおいを保つ最も重要なカギともいえる「細胞間脂質」
(例えると、レンガ(角質細胞)を支え接着剤として埋めるセメントのような役割)
角層細胞の間にある脂質のことで、セラミドを中心とした脂質が
水分を挟み込み、何層にも重なっています。
(セラミドの他にも、コレステロールや脂肪酸などの脂質の総称が細胞間脂質)
→その中でもセラミドは約50%を占めると言われています!
角層の潤いの80%以上は、このセラミドなどの細胞間脂質が守っています。
なので、最も重要なカギとも言えるのです!
また、細胞間脂質は肌内部の水分が蒸発するのを防ぐバリアの役割も担っています。
乾燥して敏感に傾いたお肌は、細胞間脂質(セラミド)が不足しており、
バリア機能も低下した状態になりやすく潤いを保てなくなります。
お肌には、バランス良く、3つの保湿因子を担っているのが
潤いを保つのにとても重要と言えるのです!!