今回は、前回の続きをお話させていただきます。
2.天然保湿因子(NMF)
天然保湿因子は、その半分が肌の潤いの素でもあるアミノ酸で構成されていて、
角層の中で水分を抱え、角質層内部の潤いを保持する役割があります。
また、天然保湿因子は角質細胞のなかにあるケラチン線維でできた
ハンモックのようなベッドがあり、そこに天然保湿因子が留まっています。
ケラチン線維は角質細胞内の約8割のタンパク質を占める細胞の成分で、
外的ストレスにさらされると糖化や酸化をうけやすい状態になります。
このケラチン繊維が壊れたり劣化したりすると、
天然保湿因子は角質細胞内に留まっていることが出来ず、アミノ酸の量が減ってしまうのです。
お肌はもちろんのことお体にもアミノ酸は必須のものとなっております。